ホームページ制作を依頼する場合に優秀なフリーランスを見分けるポイント
ホームページ制作を業者に頼むと100万円以上することもザラにありますし、かといって格安の10万円プランみたいなものにすると、古めかしいものになってしまうこともあります。
個人あるいは小規模の店舗で、100万円の出費となるとかなりの痛手です。特にこれからオープンするとなればなおさらです。
そうなると業者より安く作ってくれるフリーランスという選択肢が出てきます。業者より安いけど高品質のホームページを制作してくれるフリーランスもたくさんいますが、業者と同じくピンキリです。そんな悩めるあなたに優秀なフリーランスの見分け方をお伝えします。
ホームページを制作する上で最も大事なのはWebデザインではなくサイトの設計
一般の方は、どうしてもデザインに目がいってしまいがちですが、一番大事なのはサイト設計です。
サイト設計とは家づくりでいうなら、間取り図のようなものだと考えてください。
「結構料理が好きだから、キッチンは広めにしてほしいし、食洗機を置くスペースが欲しい。」など、自分にとって住みやすい家はなんなのか考えた上で間取りが決まっていきます。
ホームページも全く同じです。
例えば、あなたがパン屋のオーナーだとして、「新作のパンを売っていきたいから、なるべくたくさん目につくようにして欲しい」という要望があれば、「トップページの上の方に新作パンを載せるようにして、各ページの下にも新作パンのバナーを張って目立つようにしましょう。」という会話をしてサイトの設計図を作っていきます。
逆にこのサイトの設計図のことを全く考えないで、作ってしまうと、新作のパンの情報が訪れたユーザに全然届かなかいということになりかねません。
よって、フリーランスにホームページを依頼する場合は、このサイト設計のスキルがあるかどうかが、成功のカギになります。
ヒアリングする段階で「ホームページを立ち上げる目的はなんですか?」という質問ができる目的から逆算して考えられる人なので、フリーランスはサイト設計スキルがあるはずです。あとはやりとりがしやすいかなど相性で決めると良いと思います。
こんな提案をするフリーランスはやめたほうがいい
「御社をモチーフにしたホームページを制作します」
「おしゃれなホームページにします」
と、言ってくるフリーランスはやめたほうがいいと思います。おしゃれなサイトができても伝えたいことが伝わらないサイトでは全く意味がないからです。そんな答えが帰ってきた場合はサイトの設計をした経験があるかどうか確認することをおすすめします。
どれくらいの予算を用意すべきか
10ページ以下のホームページであれば、30万円~40万円くらいが相場だと思います。ランディングページ形式(1ページのみの縦に長いページ)であれば、10~20万円ほどです。
この相場は、これくらい予算であれば腕のいいフリーランスが寄ってくるだろうという意味です。もちろんフリーランスによってはこの価格より安くやってくれる場合もありますが、その分品質が低くなる可能性もあります。
あくまで料金ではなく、サイトの設計スキルとヒアリング能力があるかで判断しましょう。
ホームページを公開するまでの流れ
ホームページが公開されるまでの流れは下の記事でまとめました。読んでいただければ、大体の流れはわかると思います。
5分でわかるホームページの制作の手順まとめ
・サイト設計スキルがあるかどうかで判断すること
・価格だけ選ばないこと
・ホームページであれば、予算は30万円~40万円、ランディングページ形式であれば10〜20万円
上のポイントを踏まえていいフリーランスを見つけてください!